2006年2月の記事

画像の扱いについて

ブロードバンド回線がすっかり普及した感のある昨今、画像の圧縮に関して当初のように神経質に数キロバイトの差を意識することは必要無くなりました。しかし、だからこそ増々ホームページを見る側はせっかちになっています。例えば買い物で、お目当ての物を探しまわっている時、検索サイトで表示された件数が1ページだけなら全く問題ありません。しかし実際は数万件のページの中から、一番自分の意にかなったお店を見つけ出す作業を経験するはずです。

色の選び方

ホームページというものが巷に認知され始めた頃、何故か虹色に輝く背景や文字が溢れていた時期がありました。内容に関わらず、作り手に関わらず本当にビックリするほどありました。自分の中では今もってホームページ七不思議の筆頭です。なぜ不思議に思ったかといえば、それまで誰も日常生活の中で虹色なんて使っていなかったからです。虹色の服を着た人も、虹色に塗り分けられた家に住む人も、家具も雑貨も見た事が無かったのに実はみんな虹色が好きだったんだと感じたからでした。空にかかる虹ならば私も嫌いではありません。でもあんなにハッキリとプリズムを通したような鮮やかな虹色が好きな人がこんなに沢山いたことは本当に意外だったのです。

テキストだけのホームページを作る

「ホームページを作成する」と決めた時、一番最初にする事は何でしょうか?サイト全体の色彩をどうするか?トップページに持ってくる画像はどんなものにするか?サイトの構造はどうするか?確かにどれも必要な事ではありますが、不可欠なものではありません。極論ですが本当に「どんな人をも幸せにし決して他に真似のできない商品(サービス)」であれば、商品の存在を一度知らせてあげるだけで評判が評判を呼び引き合いは後を絶たなくなります。しかし普通はどんな商品も、サービスも、ある限定された人々にのみ必要とされ、必要な事が知れ渡ると真似た商品が出回るのが現実です。

ホームページ作成ソフトを使ってみる

やはり何事も意気込みが肝心なのは言うまでもありません。で、思い立ったが吉日とばかり買い求めたばかりのホームページ作成ソフトをインストール。早速、添付されていたマニュアルを開き最初に登場する各種ツールの説明を読んだ段階で「よしやるぞ!」が「まぁそのうち、、、」にトーンダウンしていきます。

レイアウトの基本その2

「パソコンの文章は読み難いのが当たり前。最初からパソコンの文章に慣れている年代は、
この方が読みやすい」なんて説明をされていたのも今は昔。

何を指しての言葉かというと、これ文章の「行間」に関しての知人との昔の会話。
今から十数年前、デザイン業会にアメリカ発祥のDTPというものがMacとともに導入され、
その概念とともにページレイアウトソフトというものが登場しました。

こうしたレイアウト用ソフトを使うと、全くレイアウトの知識を持たない人でも、
なんとなくそれらしい体裁に仕上げる事が出来る非常に便利なモノでした。

レイアウトの基本その1

今までの流れで「伝えるべき文章」が完成し
「ページ内で利用する色合い」が決まり
「補足する為の画像」の用意が出来上がったなら、
いよいよそれらを1枚のページ内に並べる作業に入ります。

もちろん何も考えずページ上に全ての要素を上から順番に入れていってもホームページとしての用は足します。
しかし、それではレポート用紙に綴った論文となってしまい、余程の読書家にしか
全てを読んでもらうチャンスはありません。

ホームページで出来る事 その2

では実際に、どう対処したらプロモーションを見てもらえCDが売れるのでしょうか。

プロモーションビデオを見てもらいたいというのが主であれば自主制作のビデオ映像を集めて配信しているポータルサイトに登録するという方法があります。訪れるユーザーはビデオを観る事が目的ですから、自ずと目に触れる可能性は高くなります。しかしそれだけに中途半端な撮りっぱなし映像では相手にされないと考えられます。結局、更にカメラの数を増やしカット割りや構成を練り、演出にもこだわる。となると相応の資金が必要となります。それに比例してCDが売れる可能性は高くなりますが、果たして元は取り戻せるでしょうか。

ホームページで出来る事

ホームページは伝えることに特化した道具です。デジタル特有の正確な再現性を持ち電話のように瞬時に伝えることが出来ます。しかも間に他者が介在する事無く1対多のコミュニケーションを可能にします。ワープロを扱う程度の知識があれば個人であっても膨大な量の長編小説を連載することが出来ます。音楽だって映像だって絵画だって発信すること自体は可能です。