2006年3月の記事

外部発信だけが役割じゃない

事業者がホームページを持つ最大のメリットはセルフプロモーションを積極的に管理できる点にあります。例えば私自身、制作の発注があった場合、まず 相手のホームページを探し、次にその会社が提供している商品なりサービスなりを評価している個人のホームページを探します。そうする事で、かなり立体的な 会社像が見えて来ますので、それをもとにして対策を考え見積りを提示しています。

リニューアルは見た目ばかりとは限らない

リニューアルというと見た目の変更を中心に考えがちですが、そうしたものばかりではありません。一例として「アクセス解析」などが挙げられます。アクセス解析とは自社のホームページを訪れたお客様の動向を知る事です。実店舗であればどんな場合でも店員さんが来店状況を逐次認識しています。どんな時間帯にどんなお客様がどんなモノを購入しているか。こうした情報をもとにして次月の販売目標や対策を検討しています。

デザインは必要ですか?

ブログサイトを回っていて、今どこの誰のサイトを見ているのか分からなくなった経験はありませんか?ブログソフトのレイアウトというのは本当に洗練されています。記事や文章を読むという事。サイト内の構成を把握させる事。読んだ内容にコメントを付ける事。等々ホームページに求められる機能を過不足無く提供しているうえに手軽で特別な技術を要求しない。デザインとは斯く在るべきという姿をしています。

更新頻度は元気の目安

唐突ですが貴方は同じ商品を購入する場合、活気のあるお店と活気のないお店のどちらを選びますか?もちろん活気あるお店を選びますよね。商品そのものの質や種類が変わらない店舗であれば店員が忙しそうにキビキビと働いている店。常に棚の空きスペースを埋める作業をしていたり、目玉商品が日によって替えられていたりと目に見える印象が元気のバロメーターになります。

目的は絞り込みましたか?

世帯普及率は86.8%、事業所普及率は81.8%、企業普及率は98.3%。総務省が発表するインターネット利用率は既に3年ほど前から横ばい状態に推移しています。これは言うまでもなく、どんな企業にとっても顧客と成り得る相手は総じてインターネットを利用していると言う事です。目的を持って対策を施せば目的の相手は必ずそこに居るのです。

なぜ作り直すの?

仕事に関して尋ねられホームページの制作を請け負っています。と答えた時の反応は概ね二通りに別れます。「幾らぐらいで作ってもらえるの?」と乗り出して聞かれるパターンと「ああ、うちは既に持ってるから必要ないな」と引き気味の反応です。

リニューアルを決断する時

実は当社のホームページも大きなリニューアル(ほぼ全面的に変更してます)を4回程実施しています。ホームページ制作を業務に加えて7年ですから単純計算で2年に1度の割合になります。
余程、仕事が無く暇を持て余してるんだろう。そんな声も聞こえて来そうですが、決してそんな事はありません。

アクセス対策してますか?

業務で活用するホームページは"来てもらい" "見てもらい" "反応を得る"事が目的です。どれか一つを特化させても最終的にはあまり意味を持ちません。全ての面でバランスの取れたホームページを目指すべきだと考えます。全てが一元的な結果だけを求めるものであっては一時的な結果を得る事しか出来ません。継続して安定的な効果を発揮してこそ業務に利用できる道具に成り得るのではないでしょうか。