更新頻度は元気の目安

唐突ですが貴方は同じ商品を購入する場合、活気のあるお店と活気のないお店のどちらを選びますか?もちろん活気あるお店を選びますよね。商品そのものの質や種類が変わらない店舗であれば店員が忙しそうにキビキビと働いている店。常に棚の空きスペースを埋める作業をしていたり、目玉商品が日によって替えられていたりと目に見える印象が元気のバロメーターになります。

ホームページの場合の元気とは単にアクセス数の多さといった混雑の具合を指すものではなく情報の鮮度というか目配りの部分の事を指します。実際こう した元気は実態の店舗の元気度にも連動していると思います。本業が忙しすぎて、そんなところまで手が回らないよと言ってホームページ内のデータを何年も前 のまま放置している。前は従業員の中に詳しい人間が居たのだが辞めてしまったので誰もわかる人間がいないくてね。などと言い訳を重ねているうちに情報の鮮 度は、どんどん落ちて行きます。

せめて鮮度の落ちたものは処分するぐらいの目配りが無ければ、そもそも経営など出来る訳がありません。自分 で出来ない事は人に頼んででも状況の最適化を図る心構えが無いところでは、当然、一緒に働いている人間の士気も低いと考えられます。例えばそれが個人事業 であれば、小回りの利く事がメリットなのですから特にそうした部分は重要になってきます。

できれば簡単な修正等は社内の人間が出来るような 仕組み作りが必要です。もちろん私どものような制作会社と月契約などの方法でメンテナンス込みで任せてしまうのも一つの選択ですが、任せきりになって、い つの間にか御座なりのホームページになってしまっては、これまた経費の無駄遣いです。

次から次へと目新しい内容を追加するという姿勢より も、定期的にこつこつと情報の厚みを増やす事が肝心です。また使い勝手を洗練してゆく作業や目的とする相手に確実に届くようなページ構成等は、インター ネットの技術的な進捗状況やインフラの整備等にも多分に影響を受けます。経費と効果のバランスを考えながら継続性を持って段階的に取り組む事をお奨めします。